防衛省は25日、海底火山の噴火で被害を受けたトンガの支援に関わる自衛隊員4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。濃厚接触が疑われる隊員計36人も隔離した。輸送機の運航に必要な人員が確保できなくなったため、空輸は当面できない。任務再開のめども立っていないという。
同省によると、航空自衛隊のC130輸送機1機が22日、トンガに飲料水を届け、オーストラリアに戻ったところ、隊員1人が24日に発熱し陽性と判明。濃厚接触が疑われる21人とともに宿泊施設に隔離した。さらに同日、トンガからオーストラリアに戻った別のC130の隊員ら3人も25日、発熱などを訴え、陽性が判明。濃厚接触が疑われる15人とともに隔離した。(成沢解語)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル